食事、コンピューター、インドネシアについてのひとり言。 ときどき人類学なども。
[2023-02-26] 『メグレと生死不明の男』(シムノン)読了 —メグレのいやらしさ全開!痛快つうかい (^o^)
アメリカの殺し屋、 およびそれを追い掛けてきた FBI の人間が、 フランス語さえもしゃべれないくせに、 パリを我が物顔にのし歩く。 メグレは腹がたって、腹がたってしようがない。 いじけ刑事のロニョンが、 メグレを更にいらいらさせる。 もっとも冷静に見れば、わるいのはメグレだ。 メグレの歯ぎしりの音が聞こえてきそうな展開で、 にやにやしてしまう。
さいごの最後に、
メグレの癇癪(かんしゃく)大爆発!
犯人をかくまっていただけのアメリカ人の
おばちゃんがメグレに怒りをぶちまけていたが、
正しいのはおばちゃんだ (^_^)