2023-03-25 きょうの In Our Time は Paul Erdos だった ---不思議な数学者の楽しい数学

食事、コンピューター、インドネシアについてのひとり言。 ときどき人類学なども。

[2023-03-25] きょうの In Our Time は Paul Erdos だった —不思議な数学者の楽しい数学

きょうの散歩のお伴の In Our Time は Paul Erdos (2023-02-23) だ。 「ポール・エルデシュ」? 聞いたことのない名前だ、 またつまらん文学者の回かな・・・ スキップしようかと思ったが、 念のため聞き始める。

よかった、 面白い回を聞き逃すところだった。 ハンガリー出身の数学者の名前だ。 亡くなったのがごく最近 (1996年)なのに、 すでに 「伝説の人」になっているようだ。 ゲストの中では一人だけが、 エルデシュの晩年に一度あったことがあったという。 さまざまな問題を考えて、 それを美しい方法で解いてみせたという。 また、それまでの数学者とは異なり、 さまざまな人と共同作業を楽しんだという。 そのために彼の人生は旅に終始したようだ。 「変わったひと」とか「変人の天才」って、 たいていは、 その人の物語を聞くのは面白いけど、 会いたいとはあまり思えない。 でも、このエルデシュさんには会ってみたかったなぁ。

彼が解いた問題も、じっさいの証明はともかく、 わりと分かり易い問題が多いので、 聞いていて楽しかった。 とくにラムゼイ数の議論は 「あとでちゃんと勉強しよう」と思うくらい面白かった。 「あとで勉強するため」のサイトとして、 こんなんみつけた。