2023-04-20 きょうの In Our Time は「哺乳類」(Mammals)でした ---いまは「哺乳類の時代」ではない(もちろん「人類の時代」などではない)、バクテリアの時代なのだ、という宣言が小気味よかった

食事、コンピューター、インドネシアについてのひとり言。 ときどき人類学なども。

[2023-04-20] きょうの In Our Time は「哺乳類」(Mammals)でした —いまは「哺乳類の時代」ではない(もちろん「人類の時代」などではない)、バクテリアの時代なのだ、という宣言が小気味よかった

ひさしぶりに In Our Time を聞いた。 今回のテーマは「哺乳類」 Mammals (2005-10-13)。 とっても面白かったので、絵をみたくなった。

ゲストの一人が言ってた: 「誤解しちゃいけないよ。『恐竜の時代』がおわって いまは『哺乳類の時代』などと考えてはいけない。 いまは、グールドの言うように、 『バクテリアの時代』のまっただ中なんだぜ」と。 調べたら、出典は、 Full House: The Spread of Excellence from Plato to Darwin’ (Gould 1996) だった。 原文は次のとおり (p. 176):

We live now in the "Age of Bacteria." Our planet has always been in the "Age of Bacteria," ever since the first fossils --- bacteria, of course --- were entombed in rocks more than three and a half billion years ago. On any possible, reasonable, or fair criterion, bacteria are --- and always have been --- the dominant forms of life on earth.

グールドの本を読みたくなった。 もともとぼくはグールドが大好きだったんだけど (あの野球の蘊蓄さえ止めてくれれば・・・)、 進化論の勉強の中でドーキンスに(いやいや)改宗した。 ・・・ ネオダーウィニズムの進化論の勉強もそれなりにしたので、 ドーキンスからグールドに宗旨替えしようかしようと思う。 うちにあるグールドの本をもう一度読み返そう!