2023-06-18 『ジュラシックワールド Dominion』を見終わった;楽しめた ---「真面目に見るなよな」というメッセージが見え隠れしている、メタな映画だ

食事、コンピューター、インドネシアについてのひとり言。 ときどき人類学なども。

[2023-06-18] 『ジュラシックワールド Dominion』を見終わった;楽しめた —「真面目に見るなよな」というメッセージが見え隠れしている、メタな映画だ

シリーズの最新作、けっこう楽しめた。 なつかしメンバーを揃えて、 これまでで受けるのがはっきりしいてるテーマを繰り返す、 という作戦にのっとった映画だ。 ハン・ソーローやマンダロリアンみたいな 「ぼろぼろの愛機」をあやつるむこうみずな冒険家 (女性)もまぁまぁ。 見た目、「食べられそう」という人物はちゃんと恐竜に食べられる。 善玉のなかの、あまり目立たない一人が、 もしかしたら「自分を犠牲にして皆を助ける」役で 食べられちゃうのでは、と心配になったが、大丈夫だった; ほっ。 悪玉が薬関連の大企業で・・・というのも、 どっかで見たテーマで、安心感がある。 シリーズの前の映画で受けた 「自動車が崖に落ちそうでハラハラドキドキ」場面の 自己パロディがあったり・・・ やっぱり tongue in cheek で見るべき映画かな。 かなり高度な「アイロニー」の一例として、授業で使えるかも。

じつを言うと、 『スターウォーズ』や『インディアナ・ジョーンズ』が最初に出たとき、 ぼくはこれらは冗談映画だと思っていたので、 以上の感想は、もしかしたら、 完璧な「間違い」かもしれない・・・。