2023-09-25 きょうの散歩のお伴は久し振りに McLevy だ;「払うべき代償」を聞く ---下品だ下品だ!

食事、コンピューター、インドネシアについてのひとり言。 ときどき人類学なども。

[2023-09-25] きょうの散歩のお伴は久し振りに McLevy だ;「払うべき代償」を聞く —下品だ下品だ!

大好きな BBC のラジオドラマ、 McLeyv を聞く。 きょうから Series 11 を聞く — 「払うべき代償」(A price to pay) だ。

いつもの、 インスペクタ・マクリーヴィーと コンスタブル・マホランドのコンビが、 夫殺しの捜査にとりかかる。 「夫殺し」というのは、 すでに妻が犯人として名乗りでていたからだ。

さらに、 いやみな上司、 リユッテナント・ローチ(副署長?)と、 おなじみ美しき娼家の女主(あるじ)、 ジーン・ブラッシュがからむ。

夫婦の娘がでてくるところがなかなか — 娘が言う、「母は非道い状況にあると思います」、 マクリーヴィーが答える「まお父さんほどではないが」。 フロスト以上にブラックかしらん。

ローチのさらなる上司、 Chief Constable (署長かな)クラドックがでてくると、 ローチさえもいい人風に見えてくる。 これをドラゴンボール効果と呼ぶ(なかがわ命名) — 「新しい敵がでてくると古い敵が味方になる」効果だ。

とまれ、 なかなか推理小説としても通じそうなひねりもあり、 『マクリーヴィー』の中でも佳作かな。

ジーン・ブラッシュがちょっと拗(す)ねているのが 可愛い。