2024-05-30 マクリーヴィーの S12E03 「待つ男」を聴く ---複雑な筋だ

食事、コンピューター、インドネシアについてのひとり言。 ときどき人類学なども。

[2024-05-30] マクリーヴィーの S12E03 「待つ男」を聴く —複雑な筋だ

きょうの散歩のお伴は、 先日につづきマクリービーの Season 12 だ。 題名は「待つ男 (He Who Waits)」だ。

今回は大物(おおもの)政治家、 ホランド卿 (Lord Holland) を軸にして 物語がすすむ。 彼は政府の中枢にいる男である。 エディンバラの警視総監クラドック (Chief Constable Craddock) [–役職の翻訳はいいかげんです–] は、 ホランド卿のとりまきの一人だ。 クラドックのあまりの自己主張のつよさ・その理不尽さに、 (いつもは悪役の)署長ローチ (Lieutenant Roach) でさえ、 表だって不満を表明するほどだ。

物語は、 リース (Leith) (マクリービー警視 (inspector) の勤務地、エディンバラの一部)に あたらしい船着場 (dock) をつくるという計画、 とくにそのドックの 幕開き (Opening ceremony) にむけて展開していく。 この計画は、 ホランド卿が熱心に後押ししているものだ。

ジーン・ブラッシュ (Jean Brash) の友達 (もと雇われていた女性かな)キャシーが夫についての 不安をジーンに相談する。 彼女の夫セス・ブラドン (Braddon) は 「政治的な活動にかかわっている」というだけで 細かい話はしてくれないのだ。

そのセスが、 ある日マクリービー警視と相棒の マホランド巡査部長 (constable Mulholland) と の警戒網に ひっかかる。 セスともう一人の男は必死で逃げる。 もう一人の男、 ルイ・スミスはピストルでマクリービーたちに反撃する。 マクリービーも空に向けて銃をうつ。 銃撃戦の中、 スミスはセスを後から撃ち、自分はにげさる。

状況は、 まるでマクリービーが、 逃げるセスを後から撃ち殺したように見える。 クラドックは、 一方的にマクリービーを休職扱いにすると宣言する。 ローチでさえもそれは早計であると抗弁するが、 クラドックは態度をかえない。

キャシー(セスの妻、ジーンの友達)から話をきいた ジーン・ブラッシュは、 マクリービーに絶交状をつきつける。 「おれはやっていない」というマクリービーに、 ジーンは言う、”Prove it!” と。

ホランド卿ととりまきの一行は、 ジーン・ブラッシュの娼家、 『正義の館』 (Just Land) で セレモニーの前祝いをする。 一方家にとりのこされた ホランド卿の妻、 ジェーンは、 ルイ・スミスとの一夜をすごしている。

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こんな感じで今回のエピソードが 終わる。 登場人物がおおくて、 筋をおうのが難しかった。