2024-05-30 マクリービー S12E4 「最後のグッバイ」を聴く ---うわぁ!こうくるかぁ!

食事、コンピューター、インドネシアについてのひとり言。 ときどき人類学なども。

[2024-05-30] マクリービー S12E4 「最後のグッバイ」を聴く —うわぁ!こうくるかぁ!

気になるので、 家に帰ったあとに、 S12E3 「待つ男」 (He Who Waits) の続編、 S12E4 「最後のグッバイ」(The Last Goodbye) を聴く。

いやぁ、びっくりした。 急転直下で、 マクリービーとジーン・ブラッシュは手に手をとって、 リース(マクリービーの勤務地、エディンバラの一部)を 駆け落ちして、 サンフランシスコ行きの船に乗ることとなるのだ。

以下は spoiler (ネタバレ)です。 詳細に筋を紹介します。 見たくない人はスキップしてください。

ホランド卿の仕事の協力者である ルイ・スミスは、 ホランド卿の妻、 ジェーンの浮気相手であった。 そして、 またキャシー・ブラドンの夫セスを 後から撃った男でもある。 ジェーンとルイ・スミスの二人は 波止場のオープニングセレモニーで爆薬をつかった 政治的なテロを企てていた。

マクリービーはジーン・ブラッシュを説得して、 キャシーからセスの行動計画を聞きだす。

オープニングセレモニーの日、 ジェーン(ホランド卿の妻)がテープを切ると同時に、 スミスが爆弾を破裂させる予定だ。 マクリービーとマホランドは、 爆破準備をしているスミスと対決し、 テロを未然に防ぐことに成功する。

マクリービーとマホランドは リボンを切ったジェーン・ホランドと対決する。 マクリービー達がスミスを殺して、 計画を未然に防いだことを告げると、 ジェーンはマクリービーを銃で撃とうとする。 みなが彼女をとりおさえようとする中で、 銃が暴発した。 その 2発がそばにいたローチ署長にあたる。 その最中にも、 「マクリーヴィー! お前はまだ謹慎中だ」とさわぐクラドック総監の顔面に、 マクリービーはパンチをみまう。 [–ここが実に気持ちがいい!–]

ホランド卿夫人、ジェーンは逮捕される。 重傷のローチは病院へ運ばれる。

マクリービーは、 ローチのもとに呼びつけられる。 ローチをおそった弾丸は彼の心臓のすぐそばにあるという。 あまりに心臓に近いので手術をすることは、 ローチを殺すことになる。 「手術ができないならば、 どうするのだ?」とマクリービーが聞く。 「わたしが死ぬのを、みなで待つのだ」と ローチが答える。

死の床で、 ローチは言う — ホランド卿の妻を有罪にするわけにはいかない。 お前が罪をかぶれ、と。 「おまえはすぐに警察を去れ」と。 上司に暴力をふるったマクリービーに、 警察の中での場所はもうないのだ。

一方、 マホランドはジーン・ブラッシュに対面して、 必死のお願いをしている。 「なんで私が?」とジーンはいう。 隣のハンナ(ジーンの右腕の女性)が、 それが運命なのだと彼女を説得する。 マホランドが何をお願いしているのかは分からない。 セレモニーでの出来事、 とりわけ、 マクリービーがクラドックをなぐったこと、 そして、 ローチが死の床にいることを、 マホランドはジーンに知らせる。

舞台はふたたびローチ署長の病室だ — 彼は言う、「いままでお前は、 おれの命令にいつも背いていた。 今回だけはおれの命令にしたがうのだ」。 マクリービーは「わかった」と言い、 病室を去ろうとする。 ローチはマクリービーを呼び止める。 そして、ローチはいう — 「俺のために嘆く必要はない。 ただ俺のことを忘れないでくれ」と。 マクリービーは答える — 「もちろん忘れはしない」。

マホランドはマクリービーをつかまえ、 港へいそぐ。 さぁ、早く! クラドックたちが来る前に!

馬車にはマクリービーの荷物が 積み込まれている。 マホランドは、 マクリービーを出帆ぎりぎりの船に乗り込ませる。 マクリービーの切符もすでに手配されている。 用意されたキャビンに行くと、 そこで待っていたのはジーン・ブラッシュだ!

めでたし、めでたし。 長い年月をへて、 やっとジーン・ブラッシュとマクリービーが 結ばれました。

ハンナとマホランドは港で船をみおくる。 マホランドは言う、 「私はもう警官ではない。 これからアイルランドに帰るんだ」と。

ジーン・ブラッシュとマクリービーは 新世界にむけて進んでいく。 「この船はどこ行きなのだ?」 「サンフランシスコよ」。 「ジーン、いったいお前は何でリースを出ようと 思ったんだ」 「そろそろ飽きてきたのよ」。

はやく次の Series “McLevy in the New World” (Series 1) を聞きたい!