2024-09-26 このころの散歩のお伴は BBC Radio の Further Adventures of Sherlock Holmes だ ---バート・クールズのパスティーシュ;どれもなかなかに面白い

食事、コンピューター、インドネシアについてのひとり言。 ときどき人類学なども。

[2024-09-26] このころの散歩のお伴は BBC Radio の Further Adventures of Sherlock Holmes だ —バート・クールズのパスティーシュ;どれもなかなかに面白い

数日前から散歩のお伴は BBC Sounds の Podcasts、 Sherlock Holmes の中の Further Adventures of Sherlock Holmes だ。

最初に聞いたのが「ホーラスの目」 (The Eyes of Horus) だった。 一対の歴史的に重要なダイヤモンド、 「ホーラスの目」がある。 1つは英国王室が管理し、 もうひとつをある貴族が保持している。 その貴族の保持するダイヤモンドが盗難にあい、 ホームズが呼ばれる、これが物語の冒頭だ。 聞いているうちに Jeremy Brett のテレビシリーズを おもいだした。

つづいて「十三の腕時計」 (The Thirteen Watches) を 聞く。 列車の中で発見された死体、 列車の中から消えてしまった人間。 誰が消えて、誰が死んだのか分からなくなったので、 半分くらい聞いたところで、 最初から聞き直すこととした。 これで、筋がやっと分かった。 けっこう面白かったのだが、 読んだことも、テレビシリーズで見た記憶がない。

放送の最後のクレジットの部分で、 この物語はドイルの Noble Bachelor の中での ホームズのセリフをもとに作られたという説明があった。 あ・パスティーシュだ。 それで聞いたことがなかったんだ・・・と分かった。 [–「ホーラスの目」を見たことがあると思ったのは勘違いだったようだ–] なお、 詳細は Wikipedia に記載されている。

きのうは The Remarkable Performance of Frederick Merridew (The Empty House のなかでの言及)、 そしてきょうは 」The Ferrers Documents (The Priory School)を聞いた。 ホームズの超人性を疑う、 えらそうな容疑者がおおすぎる — バート・クールズはもしかしたらホームズがきらいなのかしらん。