2026-06-29 きょうの散歩のお伴は「こそこそ許可証」(by R. Sheckley)だ ---とてもよく出来たラジオドラマでした `(^o^)`

食事、コンピューター、インドネシアについてのひとり言。 ときどき人類学なども。

[2026-06-29] きょうの散歩のお伴は「こそこそ許可証」(by R. Sheckley)だ —とてもよく出来たラジオドラマでした (^o^)

今日の散歩のお伴は “Skulking Permit” (「こそこそ許可証」) — ロバート・シェクリー。「人間の手がまだ触れない」などの作者だ。 [–いつも「たった一つの冴えたやり方」の作者とこんがらがる。 これはジェームズ・ティプトリー JR だ。–] 地球から入植して 200年たった植民地の星に、 地球から検査官がやってくるというメッセージがまいこんだ。 市長(メイヤー)は、[–この星には小さな一つの市しかない–] あわてて一人犯罪者をでっちあげることにした。 (200年の間一回も犯罪がないことが、恥かしいことだ、 というのが市長の論理だ)。 タウン・クリミナル(「町の道化師」みたいな楽しい言い回しだ)に 選ばれたのはトムである。 彼が唯一殺すことに慣れている市民だからである。 トムは漁師だったのだ。

いやいやながら犯罪者となったトムに盗みはできたが、殺人はとてもできなかった。

検査官が到着した。 地球が異星人との戦争をしているので、 徴兵にきたのだという。

なんやかんやで、トムは検査官を殺すことを決意する。 ところが、 土壇場になって、あとは引き金を引くだけになったのだが、 彼はどうしても検察官を殺すことができない。 市長もそれを認める — 「われわれの間では200年も犯罪がなかったので・・・」。

それをきいた検査官は、 徴兵しても役にたたないことを悟り、 引き返す。

・・・という話だ。 SFの黎明期の短編は、どれも面白い。