2016-04-14 [News] (フローレス)エンデ県の森林省が法的調査を開始した

食事、コンピューター、インドネシアについてのひとり言。 ときどき人類学なども。

[2016-04-14] [Pos Kupang] エンデ県の森林省 (Dinas Kehutanan dan Perkebunan (DisHutBun)) がエンデ郡(ナンガバーのあたりだ)の 法的調査を始めた。

目的は書かれていないが、 おそらく、 国有の森林とそれ以外の森林の境界を はっきりさせるための調査だろう。 国有林に接する土地をもっている 住民も参加した、いう。

国有林はオランダ以来の保護林である。 なんだかきな臭い。

県の副知事の挨拶の内容は ここここにある。 さらに、 この記事 によると、 県レベルに存在する国有林にたいする権限は、 州にあるという。 大きな変化が起きているのか、 それとも何でもないのか・・・ ぼくにはよく分からない。

さらにこの記事 によると、 エンデ県の森林の全面積は 65963 ヘクタールだという。 その内、 保全林 (hutan konservasi) が 7229 ヘクタール、 保護林 (hutan lindung) が 21113 ヘクタール、 生産林 (hutan produksi) が36005 ヘクタール、 特別生産林 (hutan produksi terbatas) が622 ヘクター ル、 そして保全生産林 (hutan produksi konservasi) 65963 ヘクタールだという。

かつてぼくがインドネシアの森林について (ちょっとだけ)勉強した時に比べて、 えらく細分化されている。 それぞれのカテゴリーについて 調べてみる必要がある。

ただし最後の「保全生産林」は、 すべてのカテゴリーをあわせたもの (すなわち、最初の「全森林面積」のこと)を 指しているとしか考えられない(数字から)。