2024-03-21 [News] ワドゥックランボ計画に関連して、レンドゥブトウェの慣習村を侮辱した投稿をしたフェイスブックアカウントがある。その所有者を調査するように、ナゲケオ出身でクパン在住の大学生たちが要請した。 ---これはおもしろい

食事、コンピューター、インドネシアについてのひとり言。 ときどき人類学なども。

[2024-03-21] [Floresa]
原題は: Mahasiswa Asal Nagekeo di Kupang Dorong Polisi Proses Hukum Pemilik Akun Facebook yang Dinilai Hina Masyarakat Adat Rendu Butowe terkait Proyek Waduk Lambo

「ワドゥック・ランボ (Waduk Lambo) 計画」が よくわからない。 “waduk” を(辞書およびウェブで)調べたのだが、 どこにも定義がでていなかった。 文脈から考えておそらくダムのことだと思われる。 とすると、 この計画はランボという場所にダムをつくる計画という ことになる。 この計画は国家レベルの計画であり、 ジョコヴィ大統領の肝煎りではじまったらしい。

一部の住民(ここでも “masyarakat addat”、 「慣習村」という表現がつかわれている)が この計画に反対しているらしいのだが、 どうやらダムをつくること自身には反対しておらず、 ランボという場所が問題らしい。 そこには先祖の墓があったり・・・ということらしい。

以上この記事の背景事情であるが、 すべて 他のサイト (たとえば ここなど)から入手したものである。

さて、 じっさいのフェイスブックの記事はつぎのようなものであるという:

Ini sudah mulai gejala gila. nanti kamu yang ada sawah di pintu Rendubutoweitu kerja sawah pakai air ludah atau air kencing saja jangan pakai air yg dri bendungan….itu hari Jokowi datang kamu tidak mau duduk teriak di jalan atau bikin aksi buka baju macam itu hari itu pamer BH yg lumut semua tu.

DeepL で翻訳させると、以下のようになる。 「レンドゥブトウェの門前に田んぼを持つあなた方は、 唾や小便を使って田んぼを耕し、 ダムの水は使わない……ジョコウィが来た日には、 路上で大声を出したり、 脱いだりするような真似はしたくないでしょう、 その日はコケばかりのBHを見せびらかすのです」となった。

いまいちよくわからない。 ジョコヴィがやってきた時には反対しないで、 いまさら・・・という意味なのかなぁ。

とまれ、 ワドック・ランボをめぐる問題は、 すでに「ワドゥック・ランボ論争」として有名になっているので、 関連するニュースがすぐに出てくるであろう。 その時にもう少し、状況が見えてくることを 期待しよう。