食事、コンピューター、インドネシアについてのひとり言。 ときどき人類学なども。
[2025-01-16] [Floresa]
原題は: Uskup Agung Ende Tolak Proyek Geotermal: Umat Berterima Kasih, Berharap Uskup Lain di Flores Nyatakan Sikap Serupa
リード文は: Tidak hanya menolak proyek yang diklaim bagian dari transisi energi ini, Uskup Budi juga meminta para imam membantu umat yang melakukan resistensi — エネルギー転換の一環であると主張するこのプロジェクトを拒否するだけでなく、ブディ司教は、プロジェクトに抵抗している人々を助けるよう司祭に求めた。
フローレス島は、昔から Non-Profitable island と呼ばれてきた。 それがゆえに、幸運なことに、 植民地主義からも、また開発からも相手にされなかったのだ。 ここで、地熱が登場する。 火山島フローレス島は、 インドネシアの国家レベルで行われている地熱プロジェクトの対象地域となって しまったのである。
じっさいにプロジェクトが始動すると、 いくつかの場所で開発する側と住民との軋轢が起きた。 マンガライ(Manggarai)が拠点である(多分) ニュース会社、フローレッサ (Floresa) が 積極的にニュースを配信していた事については、 このブログでもしばしば紹介している 2024-10-05 や、 2024-06-08 を見よ。
今回のニュースの焦点は、 いよいよカトリック教会が地熱発電の論争にのりこんできたという事である。 なお、フローレス島は住民の70%がカトリック教徒である。 エンデの大司教 (Uskup Agung/Archibishop) が、 正式に地熱発電への反対議論を展開したのである。
フローレッサ (Floresa) の指摘によると、 マンガライの司教 (Uskup/Bishop) は、 すでに政府に「地熱発電プロジェクトを支持する」という手紙を 送っているという。 面白いのは、 フローレッサ (Floresa) の住民へのインタビューだ。 インタビューを受けた住民は、 マンガライの司教を(あるいはエンデの大司教を)糾弾するのではなく、 冷静にそれぞれの立場を指摘している。 彼によれば、 マンガライの司教は「開発」を立ち位置としているのに対し、 そしてエンデの大司教は「環境」をその立ち位置としているのだ、と言うのである。
毎回書くことだが、 Floresa の記事は、 きちんとした調査に基づいており、また 多くの人々とのインタビューに基づくものであり、 ほんとうに素晴しい。