2023-06-10 e-Ink 端末それぞれ: Kobo Elipsa

食事、コンピューター、インドネシアについてのひとり言。 ときどき人類学なども。

[2023-06-10] e-Ink 端末それぞれ: Kobo Elipsa

Nova Air C (Hobgoblin) がとどいたので、 ぼくの〈理想の eReader 探しの旅〉もとうとう終了した。 その記念に、 これまでのぼくの歩みを記しておこう。

1つの流れとして Sony の DPT-S1、 DPT-CP1、そしてそれを受け継ぐ FUjitsu の Quaderno という流れがあるが、 Onyx Boox Nova Air C とは少々違うので、 (いずれどこかでレビューするとして) 今回はこの Sony/Fujistu の流れは扱わない。 むしろ、電子書籍リーダーとよばれる端末たちの 進化について書きたい。

まずは、Kobo Elipsa。 ぼくのつけた名前は Moominpappa だ。 Kobo Elipsa を一言でいうと、 チャレンジ・パイオニア精神! 勇敢で素晴しい企業としての態度に拍手する。 [–楽天に対してではない–] ともかく Kobo に関しては、 アマゾンを倒すべく頑張ってほしい。 その意味で Kobo のやる事は、すべてサポートしてあげたい。 Kobo Elipsa の後継機がでたら、 買ってあげたいとおもう。

しかしKobo Elipsa 自身は、 一番期待していた手書きが使いものにならない。 メモを書いている内に、 書き込んでいたページがいつの間にか次のページに移っていたりする。 これではとても使えない。

現在、かわいそうだが、 机の引き出しのこやしになっている

手書きにかんする上記の致命的な短所の他の欠点としては、 スタイラス自身がある。 他の eInk 端末の多くが Wacom の EMR をつかっているのに、 これは特別なやつだ。 「ペンも充電しなければいけない」というのは、 ぼくには我慢ができない。

長所としては、 Pocket の中身をみれることかな。 それと・・・ PDF だけでなく、Epub にも書き込みできるのはびっくりした — 字の最適な大きさを決め打ちすれば(固定レイアウトもどきとなる) 使えるかも。 Kindle scribe のリフロー型の書籍への手書きメモのほうが、 使い勝手がいいかもしれない。