2023-09-01 [News] Kasat Reskrim Polres Sumba Timur Minta Pemilik Kendaraan Datang Bawa STNK dan BPKB ---マレーシア人には解読できないインドネシア語だと思う

食事、コンピューター、インドネシアについてのひとり言。 ときどき人類学なども。

[2023-09-01] [Pos Kupang]
マレーシア語とインドネシア語はほぼ同じである。 アメリカ英語とイギリス英語くらいの違いだろう。 辞書はどっちか1つで十分というくらいの違い、ということだ。 ただし、インドネシア語には略語がとても多い。 とりわけ新聞のヘッドラインには略語が頻出する。 ちょうどいい例があったので、紹介したい。

“Kasat” は “Kepala Satuan” の略語である — 「局長」くらいの意味。 “Reskrim” は “reserse (dan) kriminal”の略 — ここによれば criminal detective unit だそうだ。 「犯罪刑事課」でしょうか・・・。 “Polres” は警察の行政区分だ。 同じサイト によれば、 警察は上から順に: Kepolisian Daerah (Polda) (Regional Police Office)、 Kepolisian Resor (Polres) (Resort/Departmental Police Force), Kepolisian Sektor (Polsek) (Sectoral Police Force) となるという。 というわけで、Polres は「県警」くらいかな。 県の名前もたいてい略されるのだが、 残念ながら Sumba Timur (東スンバ県)はそのまま使われている。 STNK は Surat Tanda Nomor Kendaraan で、 「車両登録票」くらいの意味だろう。 BPKB は Buku Pemilik Kendaraan Bernomor — 「登録車両所持者手帳」かな。 STNK と BPKB はほとんど同じ意味のようだ。

というわけで、 Kasat Reskrim Polres Sumba Timur Minta Pemilik Kendaraan Datang Bawa STNK dan BPKB は、 「東スンバ県の県警の犯罪防止課の課長が 自動車の持ち主たちに登録票と所有者手帳をもって 警察に来るように命令した」、 となる。 マレーシア人には絶対に理解できないと思う。