2020-09-19 古い授業メモを github にアップロードしてみた

食事、コンピューター、インドネシアについてのひとり言。 ときどき人類学なども。

[2020-09-19] 古い授業メモを github にアップロードしてみた

個人データの github 化の第2段は、 いよいよ本丸、授業メモの github 化だ。

まずは、 30年以上前(1989年)のぼくにとっての 生まれて初めての授業 (『セックスとジェンダー(自然と文化)』)のメモを githubアップロード した。 フォーマットは マークダウン である。 ライセンスは GNU の copyleft なので、 だれでも使用することができる — 尤も、 さすがに議論の内容が(ぼくの議論としても)古いので、 これを使いたい人はいないかもしれないと思う。 授業で使える民族誌を拾うのには役にたつかもしれない。 むしろ、このプロジェクト自身はぼくにとっての 練習台としての意味が大きい。 テクニカルないくつかの問題が解決すれば、 他の授業メモ (『犬好き』の続編、「環境主義」について、 などなど)もアップしていく予定だ。

第一の問題は、 github.com での表示は (github がマークダウンに対応しているものの) (見てのとおり、)たいへんに見辛いということである。 マークダウンには多くの方言がある。 GitHub の対応している マークダウンはミニマルなものであるのが、 その見づらさの理由だ。 GitHub のマークダウンは 脚注や引用、それにコメントの挿入には対応していないのである。 それらは通常 pandoc というプログラムのフィルターで 処理することとなる。 pandoc およびそのフィルターについては別稿に譲るが ポイントはソースである md ファイルではなく、 (pandoc を使って)できあがった html ファイルを見せることができれば、 (いわゆるウェブサイトで、人々が行なっていることだ) いいのだが・・・ということだ。

じつは github には github pages という無料で使える Webサイト公開のサービスがある。 — これこそぼくが求めていたものだ! 「無料で使える!GitHub Pagesを使ってWebページを公開する方法」 などを参照しながら、 じっさいの作業をしてみた。

じっさいの作業はまた後日(この項に)書くが、 結果はじょうじょう (^o^)/だった。 ぼくの Github Pages (公開ウェブサイト)が、 https://merapano.github.io/ として完成したのだ。 トップページにはなにも書いていないので、 一度覗くだけにしてください。 見せたいのはトップページではなく、 ここから見ることのできる htmlとなった、さきほどの『セックスとジェンダー』の内容です。 URL は以下の通りです — https://merapano.github.io/sex_and_gender 。 ぐっと見易くなっていると期待します。