2024-01-24 [News] This Nomadic Eccentric Was the Most Prolific Mathematician in History ---In Our Time にでてきた「めっちゃ楽しそうな」(そして「めっちゃ迷惑そうな」)数学者の話だ

食事、コンピューター、インドネシアについてのひとり言。 ときどき人類学なども。

[2024-01-24] [Scientific American]

In Our Time で取り上げられたことのある 数学者の話だ — 名を Paul Erdos という。 ブダペスト生まれの数学者である。 In Our Time を聴いたときもその生涯に感動したが、 この記事を読んであらためて、 その人となりの桁外れの面白さに驚嘆した。

彼は、突然知り合いの数学者をたずねてくるという。 エルドッシュ (Erdos) には 帰る家がないので (”normadic” の由縁である) 、 訪問された側は、彼を受け入れるしかないという。 そして、エルドッシュは ずかずかと家の中に入りこみ、 そのまま一つあるいは複数の数学の問題について その家のホストとえんえんと議論するのだという。

その問題を解きおわるとエルドッシュはまた どこかに行ってしまうのだ。 そして、 その「友達」が論文を発表することになる。

彼は、 「アインシュタインと並ぶ二十世紀の天才」と呼ばれ、 発表した論文(ほとんどが共著らしい)の数は 歴史上最多であるという。

会いたいような、 会いたくないような。