2023-10-16 リオの有名な「伝統的な慣習村」をツアーした ---オランダ人、ポーランド人、観光客がいっぱい

食事、コンピューター、インドネシアについてのひとり言。 ときどき人類学なども。

[2023-10-16] リオの有名な「伝統的な慣習村」をツアーした —オランダ人、ポーランド人、観光客がいっぱい

イネ・モニのお葬式に出席するためにリオ人の地域に やってきたので、 帰りに、ぼくたちのもう一つの調査地である、 リオの村、ウォロ・イザ村(儀礼村)の 出張村(街道の近くの村)ウル・ラウ村、に数日泊まることとした。 ぼくたちがメインインフォーマント(ランガさん)にした方が 去年亡くなったので、墓参りでもある。

きょうはランガさんの娘の案内で、 母村ウォロソコ村に遊びにいく。 ズパドリ村 はここ数年自給自足の焼畑経済から 換金作物(丁子やカカオなど)に変えていったが、 ウォロ・イザ村は観光に大きく舵をとっている。 入口には「伝統的な慣習村ウォロ・イザ村」という看板がかかっている。 たしかに見栄えはいい。 オランダ人の一行、 つづいてポーランド人の一行が村の中を歩いている。

なんとなく割り切れない気分でウル・ラウ村に帰る。 ここは水田が広がっている場所だ。 観光バスがとまって、数人の観光客が降りてきた。 「インスタ映えがする場所」らしい。 能天気に写真を撮って、またバスに戻っていった。