嫁を与えるもの vs 嫁を受け取る者

[[!tag _Kultura]] [[!sidebar ]]

Wife-giver vs Wife-taker

概観

• 妻の家族と男（の家族）の関係 Tetun: 妻の家族 (WG) を umane ¹ そして 男（の家族） (WT)を fetosaun ² と呼ぶ。 都市部ではかなり個人的な関係となっている ように見える。

• 母方交差イトコ婚があれば、 この関係は世代を越えて固定される。

  • あなた（男性）は、つねに WG （すなわち「母のが生まれた家」）から 嫁を取るのだ。 父が嫁（あなたの 母親）をとった 家と同じ家から嫁を取るのだ

  • あなた（女性）は、 WT の男と結婚するのだ。 あなたのおばさん (FZ) と 同じ道を辿るのだ

• エンデ Ende では母方交差イトコ婚の 考え方があるが、 このルールにつねに従っているわけではない。 ルールにはずれれば、 あなた（男性）の妻の家と母（父の妻）の家とは違ってくる。 この時、より重要なのは母の家（すなわち MB の家）である。 その家（「根幹 ³ の WG」）こそが あなたが「生命の流れ」 (flow of life) を 受け取った源なのだ。

言葉

• Tetun
• WG: umane

• WT: fetosaun

• Kemak [@clamagirand-80]

  • WG: uma mane 「男の家」
  • WT: mane heu 「新しい男」