タイベシ市場

概観

タイベシ市場 Taibessi の立地は元々ポルトガル時代から軍の 司令部、インドネシア時代にはウダヤナ軍管区の司 令部があった場所で、独立後に市場が形成された。

再整備計画

現在、市場の再区画、再整備が進行中で、マリアノ の説明によると、international、regional、 nationalの3つのレベルに区分けされる。

  • international
  • regional
  • national

タイベシに向かう道路も再舗装、歩道の整備などが 進行中だが、まだまだというところ。魚市場と肉市 場は既に完成し、一部営業がはじまっている。営業 1ヶ月もたっていない。魚市場は独立以来はじめて できたのかもしれないが、まだ認知されていないの で客は少ないようだ。元々レシデレ辺りで営業して きたひとが、移転を政府によって求められ移ってき た。いまのところ賃料の請求はない。利益は落ちて いる。

商品

魚は近海魚以外にインドから冷凍のアジなども入っ ている。純粋なティモール産は生鮮野菜で、ジャガ イモ、ニンニク、タマネギなどはインドネシア産が かなり流通している。

再開発

同様にコモロ市場も数年前に新たな場所に移転した。 駐車場もひろく整備されている。街中でリヤカーを ひっぱりながら野菜を売る人々も来月あたりには禁 止される。市場に人々の足がむくことを狙ってのこ とのようだ。

パンタイクラパと呼ばれる海岸線の焼き鳥やトウモ ロコシの販売も、景観保全という理由で西部の海岸 に移転を余儀なくされた。これも移転により利益が 落ち込んでいるとともに、営業する人々の数も減っ ている印象。移転先にはコンクリートの土台と屋根 が一応整備されていた。