国境を越えた盗み

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以下は Memo の町で、 VL からの 国境 Border を越えての「盗み」 theft 情報である。 (2013-08-24) Satoshi Nakagawa

こちら側の人は国境を越えてインドネシア側に入 り、水牛 (karbau)や馬 (kuda) を盗む。このよ うな盗みは最近の現象ではない。祖先(nenek moyang) から受け継いだものだ。

薬 (aE awu)を使う。("AE wau" はテトゥン かブナ (Bunaq) 語だろう。)(「呪薬」と 訳そう)

Obat kuda を使う。 Sirih(キンマ)を使った りする。まじないもある。全て祖先からのもの である。

一頭や二頭の動物を盗むのではない。カンダン (kandang)ごと[囲い柵の中の動物をまるごと]盗 むのだ。

例えば、アタンブア (Atambua)で盗むとする。 そこで水牛に命令するんだ --- tunggu di Bobonaro と。

Azimat(護符、お守り、呪符)

そうすると、その人間がボボナロ (Bobonaro)に 帰ってきたとき、水牛が待っているのだ。

「盗み」の知識は「正統的」である。 VL は続ける。

盗みの知識は受け継がれる。 Tua tua adat と呼べるような役職(jabatan)があるこれは親 から子ではなく、別の人に引き継がれる。

職を受け継ぐと、自然に知識も身につく。